週末出向いたのは大阪「ジーライオンミュージアム(GLION MUSEUM)」、100年近い歴史を持つ築港赤レンガ倉庫だ。奥に特設会場が作られ「ルイ・ヴィトン 2023年ウィメンズ 秋冬コレクション(Louis Vuitton Women’s Fall-Winter 2023 Collection)」のトランクショーが行われた。全国から招待された顧客が集まりファッションショー後は受注会となる。
会場にぞろぞろ移動すると、壁には今年3月パリ・オルセー美術館で行われた「2023年ウィメンズ 秋冬」ショーの様子が流されている。モニター枠に設置されているのはマルタージュ・パターン。LVの象徴であるトランクの、内装キルティングのひし形ライニングから発想されたLVの原点にも通じる作品だ。

2013年にニコラ・ジェスキエール(NicolasGhesquiere)がLVアーティスティック・ディレクター就任時の初コレクション、「2014年ウィメンズ 秋冬」でこのマルタージュ・パターンのバッグを発表。しかも初ワンハンドル(ドックPM)と言う貴重なそれを記念購入した思い出もある。今季のショーにはこのマルタージュ・パターンが、トリコロールカラーのバッグ(GO-14)やグローブとして登場しているので楽しみにしていた。
顧客には複数の担当者が付き、フィッティングルームやサンプル服が争奪・順番待ちとなる。最近はフィッティングルームでSNS用の写真撮影をする人も増えているようだ。

今回のトランクショーはルック数が少なかった事もあり、受注会場で並んでいる服もいつものコレクションより少なく感じる。コロナ明けで世界の消費が上がっていて品薄の中、円安の日本にはなかなか商品も回ってこないのかもしれない。
受注会で既に商品の争奪戦が起きていて、妻がサンプルを羽織っている間にそのレザーコートが完売してしまう一幕も。シンプルなドレスは既に完売しており、トランクショーの回を追う毎に減っている状況のようだった。

そんな中、服に加えて死守したのはこれからのアイコンとなる新作バッグ「マルタージュ・パターン GO-14」。前述のトリコロールカラーは生産自体が中止となったので、狙いはノワールにローズカラーと言う限定色だ。今季はこれが目玉、いち早く担当さんが押さえてくれたので手に入れることが出来た。
まだまだ熱気が溢れている会場を一足先に出ると、そこには定番のプロのカメラマンによるフォトスポットが用意してあった。皆順番に並んで撮影している。その背景パネルにもマルタージュ・パターンが使われていた。

そのエリアでドリンクを頂きながらまた担当さん達と歓談し、その後手配して貰ったハイヤーに乗り込んだ。妻は「ファッションはやせ我慢よ」と、まだ早すぎる秋の様な装いに涼しい顔をしながらジーライオンミュージアムを後にした。次はファレルの初コレクションイベントが楽しみだ。

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