フレンチの巨匠アラン・デュカス。パリの「アラン・デュカス・オ・プラザ アテネ(Alain Ducasse au Plaza Athénée)」まで彼の料理を食べに行った。「ホテル プラザ アテネ(Hotel Plaza Athenee)」に宿泊すると、デュカスのショコラがアメニティで頂けるのが嬉しかったものだ。
そんな中2013年にパリのバスチーユにオープンしたのが「ル・ショコラ・アラン・デュカス マニファクシュール ア パリ(Le Chocolat Alain Ducasse Manufacture à Paris)」だった。嬉しい事にそれが日本に進出してきたのは2018年。

東京・日本橋にはブティックに加えて工房とサロンがあり、六本木ヒルズのけやき坂通りにはブティックとサロンがある。その他も渋谷・羽田空港・大阪・名古屋と続々とブティックが出来て、今では行く先々で買える時に買う・・と言う感じになった。
2021年9月から東京工房を仕切るのはエグゼクティブ・シェフ・ショコラティエ&パティシエ パトリック・パイエー(Patrick Pailler)。日本の商品は全て、パリ工房でカカオ豆から作られたクーベルチュールを使用し、東京工房で製造している。

コロナ禍中は銀座のシャネルビルにある「ベージュ アラン・デュカス 東京(BEIGE Alain Ducasse Tokyo)」にも気軽に行けないことから、アラン・デュカスがプロデュースするチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス(Le Chocolat Alain Ducasse)」を利用する事が多かった。
5月末に発売されたボンボン・ショコラ、日本製シングルモルトウイスキーや日本製クラフトジン、梅酒が入ったフレーバーアソート「コフレ・ペピット」が欲しかったのだが、さすがに猛暑中なので溶けるショコラはなかなか難しい・・・よって期間限定販売の焼き菓子を選ぶ。

「ガトー・ド・ヴォワヤージュ コレクション エテ(ASSORTMENT OF GATEAUX DE VOYAGE COLLECTION)」18個入り、6種の焼き菓子の詰め合わせだ。「サブレ・ショコラ・ノワゼット」「フィナンシェ・ショコラ・アマンド」「サブレ・ショコラ・ココ」、ゲランド塩がフランスらしい「サブレ・ディアマン・ショコラ」、ミューズリーのサブレ「ミューズリー・ショコラ・オランジュ」、お気に入りは白茶とショコラの「ケーク・テ・ブラン・ショコラ」。
そしてお勧めの新商品は「ケーク・オランジュ・コンフィ(CAKE ORANGE CONFIT)」。オレンジのゼストを混ぜて焼き上げたケークを、75%ショコラ・ノワールでコーティング。分厚く食べ応えあるコルシカ島のオレンジコンフィを上に乗せている。爽やかなオレンジの風味がショコラと黄金律な、常温日持ちも有難いケーキ。

そういえば先週アラン・デュカス本人が来日して、京都嵐山のホテル「MUNI KYOTO by 温故知新」内のガストロノミックレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」にて特別ディナーを開催した(デュカスが作る訳ではないが)。モナコ、ロンドン、パリのアラン・デュカスのレストランにいたアレッサンドロ・ガルディアーニ(Alessandro Guardiani)がシェフを務めて2年連続「ミシュランガイド京都」で1つ星。
そういえば銀座の「ベージュ アラン・デュカス東京」は今年4月に改装し、総料理長も小島景シェフから上岡彰彦シェフに変わった。久しぶりにディナーの予約でも入れてみようか。

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