羽田空港 メルセデス ミー と N.Y.キャラメルサンド

盆休みの帰省や旅行でどこの空港もごった返している。この日、羽田空港国内線第2ターミナルの地下1階マーケットプレイス 12にある「メルセデス ミー 羽田エアポート(Mercedes me Haneda Airport)」に寄ってみた。
長年メルセデス・ベンツを愛用する私には欠かせない「メルセデス ミー」。革新し続けるメルセデスのブランドストアは六本木と 品川プリンスホテル、羽田エアポートと大阪の4店で展開している。メルセデスの最新モデルや限定モデルなどを展示し、メルセデス・ベンツ コレクション(キーリングやアパレル、スーツケースなど)も販売している。

クリスピー・クリーム・ドーナツ Mercedes me Haneda Airport

そして各店それぞれにレストランやカフェも併設し、ベンツのエンブレム「スリーポインテッド・スター」をあしらったカプチーノやパンケーキなども人気だ。そして、かつて虎ノ門にあった日本一行列ができると言われた蕎麦屋「港屋」とメルセデスが組んで、六本木店内には「立ち食いそば屋(Minatoya3)」まで出している。実は羽田空港店にも「ザ・港屋ラウンジ(The Minatoya Lounge)」として蕎麦屋をオープンしていた。
ここでしか味わえない限定メニューもあるようだが、この日は急ぎでテイクアウト土産が欲しかったため、お隣の「クリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme DOUGHNUTS Mercedes me Haneda Airport)」に向かう。ご存じ1937年にアメリカで誕生したドーナツストアだ。

クリスピー・クリーム・ドーナツ Mercedes me Haneda Airport

とろけるフワフワ軽い食感の出来立て「オリジナル・グレーズド」は当然として、出来立て表示の「オールドファッションチョコレート」や「サマーチョコ スプリンクル」「キャラメル アーモンド クランチ」、期間限定「ニューヨーク チーズケーキ」を箱詰めしてもらう。
夏らしい期間限定の「スイカリング」は、ツルンとしたスイカナパージュでホワイトチョコを包み、種の様にチョコチップをトッピング。グリーンコーティングはスイカの皮のイメージだ。期間限定は他にも「キウイ リング」「マンゴー かき氷」がある。そうして、店真ん前に展示してあるメルセデスの最新モデルをゆっくりと見る暇もなく、次に向かうのは「N.Y.キャラメルサンド(N.Y.C.SAND)」だ。

N.Y.キャラメルサンド 羽田空港店

羽田空港第1ターミナルと第2ターミナルそれぞれの東京食賓館にある人気スイーツ。JALファーストクラスのデザートとしても出されていた。店舗はスゴイ行列ができていている。看板商品は「N.Y.キャラメルサンド」、1960年代ニューヨークの菓子店で作られていたハバナサンドを基に開発したものだ。クーベルチュールチョコレートで、生クリームと黒糖で炊き上げたキャラメルを包み込み、クッキー生地でサンドした。
金色のパッケージに入ったそれは、とろとろのキャラメルソースがサクサク香ばしいバタークッキーとも相性良く、食べやすいので何枚でもいけそう。軽く個別包装なのでなるほど気軽な手土産に最適だろう。羽田空港オリジナル箱(4個入り)もある。

N.Y.キャラメルサンド

他には季節限定商品もあったオレンジ色の「N.Y. サニーオレンジ キャラメルサンド」。2度煮詰めて濃縮したオレンジキャラメルのソースが挟んであり夏らしい爽やかな味わい。そしてお目当ては羽田空港限定の「N.Y. ワイン キャラメルサンド」だ。パッケージも華やかな赤ワイン色。
葡萄果汁を炊き合わせたキャラメルに、赤ワイン醸造後の果皮を加えてコクを出しシナモンを加えた。それをミルクチョコレートと香ばしいバタークッキーでサンドしたもの。ちゃんとワインの味わいが立ち上がるなめらかでコクある大人のキャラメルサンドだ。

N.Y. ワイン キャラメルサンド/N.Y. スカッチサンド

この「N.Y. ワイン キャラメルサンド」に加えて、定番「N.Y. スカッチサンド」も購入する。飴を高温で煮詰めて作るスカッチ、タフィーとも呼ばれる。それにローストアーモンドを加えたアーモンドスカッチは、他の軽いサンド達とは違ったクランチな食感で食べ応えもある。行列のためここで時間を取ったので、購入後は慌てて搭乗口に向かった。