やって来たのは銀座並木通り。どのハイブランドも外には行列が出来、スタッフ総出で入場制限をしている。15年振りの円安ユーロ高、今世界で一番安く買えるのが日本。世界中から人々が集まってとにかく大量に買っていく。どこも品薄になっているのだ。
そして私が訪れたのは、波打つ2層のガラスが虹色に煌めく「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店(Louis Vuitton Ginza Namiki-dori store in Tokyo)」。LVお馴染みの建築家、青木淳とピーター・マリノ(Peter Marino)の手による「水の柱」は、光や角度によって表情が変わるのだ。

入り口には長い行列が2つ。ショップ内に入りたい人達の列と「ル・カフェ・ヴィー(LE CAFE V)」に行きたい人達の列だ。カフェはオープン当初4時間待ちとも言われていたが、今でも2時間待ちだそう。顧客は特別に予約して貰えるので、この日は前もって席をお願いしていた。
麻布台にある会員制レストラン「SUGALABO」須賀洋介シェフがプロデュースし、こだわりの食材でLVオリジナルのスイーツや食事を提供している。ターコーイズブルーが印象的な店内には「オブジェ・ノマド コレクション(Objets Nomades Collection)」があちこち設置してある。

7階上がってすぐに置いてある、赤いトロピカルフラワーを想わせるソファは、カンパーナ兄弟(Campana Brothers)が手掛けた「Bulbo」。1200万円を超えるものだ。座れないので気を付けて欲しい(笑) そしてその前がチョコレートを取り扱うスペース「ル・ショコラ・ヴィー(LE CHOCOLAT V)」になる。
話題のルイ・ヴィトンのショコラ達がショーケースにズラッと並んでいる。背後にはびっしりと積み上げられたLVトランクが何とも壮観だ。もう一店舗「ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋店」でも購入できる。

チョコレートは全4種類、専用のモードなボックスに入って販売している。まず真っ先に目を惹くのは「Voyage V 9pcs」A passion for travel(旅への情熱)。カラフルなLVモノグラムがプリントされた9種類チョコレートは、9つの国をイメージしていると言う。
各国の最高級の食材を使用したフレーバーで、「MADAGASCAR(Vanilla)」「THAILAND(Exotic fruits)」「FRANCE(Cognac)」「PERU(Pure cocoa)」「CHINA(Five-spice powder)」「INDIA(Chai)」「BRITAIN(Scotch whisky)」「ITALY(Praline)」「JAPAN(Matcha)」。可愛いのでプレゼントに喜ばれそうだ。

続いて「Parfums V」。フレグランス・コレクション「レ・パルファン ルイ・ヴィトン(Les Parfums Louis Vuitton)」の代表的な4つの香り(ATTRAPE-REVES/ROSE DES VENTS/L’IMMENSITE/METEORE)を、ソースに仕上げたと言うから驚く。
世界各地から厳選された極上カカオを用いたガナッシュに、フルーツのピュレ・スパイス・ローズ・ハーブなどを組み合わせているそうだ。「STAR FLOWER LAIT」「ROUND FLOWER LAIT」「ROUND FLOWER NOIR」「STAR FLOWER NOIR」の4種類。可愛いモノグラムフラワー型がいい。

私は南仏で、LVマスター・パフューマーのジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)氏と話をする機会もあったため、これらのLVフレグランスも愛用しており、ショコラがどのように仕上がっているかも興味津々だ。
3つ目のチョコレートは「Origine V」。ルイ・ヴィトンの原点であるトランク「Malle」をモチーフにした2種類のタブレットだ。世界中から厳選されたシングルオリジンカカオをブレンドし、ガナッシュを加えないビターチョコレート「TABLETTE NOIR」とミルクチョコレート「TABLETTE LAIT」となっている。

そして私が今回購入したのが「Carre V 4pcs」Fascination(魅惑)。LV代表的デザインのエピとマルタージュを用いた2種類の味だ。「EPI」は、ピュアオリジンカカオ(ペルー産・エクアドル産・ジャワ産)のブレンドに、コニャックを加えた大人のダークチョコレート。
そして「MALLETAGE」は、マダガスカル産・タンザニア産・ペルー産のカカオをブレンドし、ソーテルヌ・栗の花の蜂蜜・花梨・エキゾチックフルーツを加えた果ミルクチョコレートだ。どちらも香り豊かでスパイシー。奥行きがありつつ、エレガントな繊細さも堪能できた。

ヴィトンチョコの話だけで長くなってしまった、次回は「ル・カフェ・ヴィー」内での軽食を紹介しよう。これらのチョコレートたちも店内でオーダー出来、ひと粒から頂くことも出来る。
「ル・ショコラ・ヴィー」のすぐ横にはバースペースがあり、上の吹き抜けから陽が入って明るい。カウンターには、エドワード・バーバー & ジェイ・オズガビー(Edward Barber & Jay Osgerby)がデザインした「Bell Lamp」限定カラーリングモデルが点々と置かれていた。続く・・
Louis Vuitton Ginza Namiki Dori
7-6-1 Ginza, Chuo-ku, Tokyo 104-0061

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