義理チョコなるものは消滅しつつある昨今、有難いことに今年も沢山頂いたので、フランス物をいくつかこちらにアップしよう。
まずは、フレンチの巨匠アラン・デュカスの「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)」。銀座「ベージュ アラン・デュカス(Beige Alain Ducasse)」も好きだが、パリ「アラン・デュカス・オ・プラザ アテネ(Alain Ducasse au Plaza Athénée)」まで彼の料理を食べに行ったこともあった。「ホテル プラザ アテネ(Hotel Plaza Athenee)」に宿泊すると、デュカスの巨大ショコラがアメニティで頂けるのが嬉しかったものだ。

そんな中2013年にパリのバスチーユにオープンしたのが「Le Chocolat Alain Ducasse Manufacture à Paris」だ。それが日本に進出してきたのは2018年。日本橋にはブティックに加えて工房とサロンがあり、その他も渋谷・羽田空港・大阪などにブティックがある(六本木ヒルズは閉店)。2024年10月には、ビスケットなどの焼き菓子専門店「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス 東京」も併設している。日本の商品は全て、パリ工房でカカオ豆から作られたクーベルチュールを使用し、東京工房で製造している。
という訳で頂いたのはバレンタイン限定商品(VALENTINE LIMITED PRODUCTS)から。今年のバレンタイン限定のパッケージは、フランスの人気イラストレーター ポール・シラン(Paul Sirand)がデザインした「パリのときめき」。セーヌ川のほとりでカクテルとショコラを楽しむパリらしい情景を描いている。

ちなみにホワイトデーを意識して「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」から2月17日に発売される日本限定のサクラコレクションも、ポール・シランによるデザイン。こちらは春のパリとサクラをイメージしているという。
1つめは「ピュール・クール 詰め合わせ(PUR CŒUR)」。いつものデザイン可愛いシルバー缶に入っている。アラン・デュカスの思い出に残る”おばあちゃんに作ってもらったビスキュイ”をイメージした人気商品「ピュール・ブール」をハート型に焼き上げ、ショコラノワールとオ・レの2種でコーティングしている。サクサク軽い食感ながら濃厚なバターの味わい。コーティングしたショコラとバターの組み合わせは、やはりフランスらしく絶妙だ。

続いて、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」を象徴する幾何学デザインのハート型ショコラが並んだ「ペピクール(PEPICOEURS)」。これも人気定番商品。今年の3種のフレーバーは、ストロベリーのガナッシュが詰まったショコラオレ「フレーズ」、ピスタチオのプラリネが詰まったショコラノワール「ピスターシュ」、ユズのガナッシュとココナッツのプラリネが2層になった「ユズ&ココ」だ。イベントや季節でフレーバーが変わり、ザクザク食感のプラリネを一口で味わう恒例の楽しみだ。
そして「コフレ・アンコントルナーブル(COFFRET INCONTOURNABLE 3 SORTES)」、定番人気3種の詰め合わせだ。ヘーゼルナッツをショコラでコーティングした「ドラジェ オ・レ ヘーゼルナッツ」、ドライフルーツやシリアルパフ、薄く焼いたクレープ生地をショコラと合わせた「ロック ノワール アーモンド」、ショコラノワールを薄くコーティングしたオレンジの「フリュイ コンフィ オレンジ」。ワインに合わせて頂くのも楽しみだ。

その他に頂いたのは「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(La Maison du Chocolat)」。今年のバレンタインのテーマは「AU CEUR DU FAUBOURG ~フォブールより愛をこめて~」。ブランドの原点パリ本店(フォブール・サントノレ通り225番地)に想いを馳せたコレクションとの事である。
フランス人アーティスト クララ・パヌティエ(Clara Panetier)による、歴史的建造物である本店ファサードを描いた美しいパッケージ。お馴染み二コラ・クロワゾー(Nicolas Cloiseau)のフランスらしいエレガントなショコラが楽しめる。

まず「オ クール デュ フォブール(AU CEUR DU FAUBOURG)」は 、限定レシピの3種類を美しいギフトボックスに詰め合わせた。マダガスカル産ブルボンバニラにマラバルペッパーを効かせたプラリネ限定ブシェ「エピセ ヴァニーユ ポワーヴル」。ホンデュラス・グアテマラ・マダガスカル産カカオの「ガナッシュ ノアール」。そして爽やかな酸味のルバーブのピュレを合わせたフルーティなガナッシュ「フリュイテ ルバーブ」だ。
もう一つは季節限定の「エフェルヴェソンス(COFFRET EFF TRVESCENCE)」。シャンパンゴールドのボックスに豪華に9粒が並んでいる。シャンパーニュの泡を彷彿させる丸いフォルムが何とも美しい。ブリュットシャンパーニュの力強さを感じられるダークガナッシュと、ロゼシャンパーニュのフルーティで柔らかいミルクガナッシュ。厚めにチョコレートコーティングされた2種のシャンパーニュ風味が華やかな「ボンボン ドゥ ショコラ」だ。これは大好物で、思わず声が出てしまった(笑)

最後は日本でもすっかり定番な「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」。今年のバレンタインは「DES REVES ET DES FEVES(夢、そしてカカオ)」をテーマに、ショコラティエとしての夢と、持続可能なカカオ作りへの取り組みが融合した、スペシャルなレシピとの事だ。パッケージデザインは「L’EFFET PAPILLON(バタフライ効果)」。“わずかな変化が大きな結果を生む”という現象をショコラの世界に投影したものという。
頂いたのは「クール ドゥ パリ(Cœur de Paris)」である。並ぶのは、パイナップルとベルガモット風味のガナッシュをビターチョコレートでコーティングした「カッシェ」、ピーナッツとアーモンドのプラリネにビスキュイとシーソルトを合せミルクチョコレートでコーティングした「クール レ カカウェット」、洋梨のキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした「オン セットクルール」。カリブ産カカオを使ったビターガナッシュ「カライブ」。安定の美味しさはさすがベテランの味わいであった。

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