定番キラキラ泡「ルイ・ロデレール クリスタル/クリスタル・ロゼ」 Louis Roederer Cristal

1876年ロシア皇帝アレクサンドル2世のために生まれたプレステージ・キュヴェ「ルイ・ロデレール クリスタル(Louis Roederer Cristal)」。皇帝専用の最高キュヴェを造り、それをクリスタル・ガラスのボトルに詰めた事から「クリスタル」と名づけられた。我が家でも登場頻度は高い。シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%。
そして「クリスタル・ロゼ」の誕生は1974年。ピノ・ノワールの古樹をビオディナ農法が行われているアイ村のグランクリュ畑より厳選。ピノ・ノワール55%、シャルドネ45%。

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼ 2013 Louis Roederer Cristal Brut Rose

低温マセラシオンを行った後、セニエ法でロゼならではの色合いを引き出す。20%をオークの大樽で発酵。平均6年間セラーで熟成される。先日そんな「ルイ・ロデレール クリスタル ロゼ 2013(Louis Roederer Cristal Brut Rose)」を大阪フレンチ「ラ・シーム(La Cime)」で開けた。
ラズベリー、ブラッドオレンジ、スパイス。ふくよかで複雑な香りがグラスの端から次々に立ち上る。アタックは高い酸味に続いて丸みもあるエレガントな飲み口。「クリスタル」らしいミネラル感が骨格を形作る。まだまだ若いが十分に楽しめた。

ルイ・ロデレール クリスタル 2013 Louis Roederer Cristal Brut

雨上がりの休日、早い時間から開けたのは「ルイ・ロデレール クリスタル 2013」。お馴染みのゴールドの箱に入り、オレンジのセロファンに包まれている。取り出し開けるとキラキラとクリアボトルに美しいゴールドが揺れる、いつもながら華やかな出で立ちだ。
クリアに透き通るようなゴールド。白い花、微かな蜜。ビタミンCのようにフレッシュな酸味がはじける。2013年という良年のヴィンテージらしく果実の凝縮感も十分に感じられる。

ルイ・ロデレール クリスタル 2014 Louis Roederer Cristal Brut

まだまだ強くてミネラリティであるが、クリスタルのイメージ通りの1本に満足する。まだまだこれから長期熟成していくとギアが上がっていくだろう。そう言えば「クリスタル 2014」は少し前に「レストランひらまつ」で中谷一則シェフの特別料理に合わせて開けた。そして家でも開けていた。
「2013」に続けて飲んだので良く分かったが「2014」は難しいという年らしく凝縮感にはかなり劣る。クリスタルらしい高い酸味はエレガントであるが、骨格は弱く押し出しは弱い。逆に早めに飲んでいくのがよさそうだ。ちなみに鮨屋での「2008」はこちら。

ルイ・ロデレール クリスタル 2014 Louis Roederer Cristal Brut