「JWマリオット・ホテル東京」に泊まってみた、そして「華香」の朝食 JW Marriott Hotel Tokyo

JWマリオット・ホテル東京 JW Marriott Hotel Tokyo

先日話したJR高輪ゲートウェイ駅前の「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」。中でも「ザ リンクピラー ワン サウス(THE LINKPILLAR1 SOUTH)」の23階~30階に位置する「JWマリオット・ホテル東京(JW Marriott Hotel Tokyo)」について続きを書いておこう。JRE被災度判定支援システム「Gragram」を採用しているのも安心だ。
マリオット・インターナショナルの最上位ブランド「JWマリオット」、奈良に続き国内2軒目となるこちら。内装デザインはニューヨークとトロントに拠点をもつ「ヤブ・プッシェルバーグ (Yabu Pushelberg)」。

JWマリオット・ホテル東京 JW Marriott Hotel Tokyo

1階車寄せからエントランスに入ると、逆さ富士から着想を得たアート照明、そして床には枯山水をイメージした石と水の流れ、エレベーター内の床には月が浮かんでいる・・禅の精神と自然美に着想を得たエキゾティックな世界だ。ちなみにJR高輪ゲートウェイ駅からは2階のエントランスへ直結する。2階ファサードの格子は、各フロアの各所のデザインと合わせている。
ブランドの象徴「グリフィン」を見ながら30階レセプションフロアへ向かう。エレバーターを降りて進むと「JWラウンジ」。暖炉を中心とした広い空間ではゲストが思い思いの時間を過ごしている。家具や備品もヤブ・プッシェルバーグによるオリジナルデザインだ。ラウンジに繋がる奥の「ツリーハウス」は、チェコ「LASVIT」がオリジナルデザインしたガラスでできている。

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更に進んで行くとカウンター(フロント)、壁には巻嶋翔氏の「東京湾の水平線を表現した」写真が飾られている。すぐに目に入るのはカウンター上に広がる天井の半球状アート。鎌倉彫をモチーフにした深い朱が印象的だ。更に奥突き当りにはコンシェルジュがあり、南部鉄器風デスクとライブラリーとなっている。ここに客室に向かうエレベーターホールがあり、「JWマリオット」シグネチャーフレグランス「EXPANSION」が漂う。
そして案内されたのはまずは27階「エグゼクティブブラウンジ」。入ってすぐの白いソファーエリアに通される。中心に置かれた暖炉と、その煙突部の黒皮鉄にモニターが設置されているのもいい。そのエリアから奥に向かってテーブルやカウンターが連なり、ぐるっと回り込む空間と窓からの景色が印象的だ。壁や床は、木目や緑と青の大理石カウンターなどコントラストが洗練なモード。4回のフードプレゼンテーションがある(ビュッフェの朝食も)。ここでウェルカムドリンクを頂き、チェックイン手続きをして部屋に向かう。

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客室は23階から28階に位置し、スイートを含む全200室。エレベーターから客室へ向かう廊下は、青いグラデーションの光が浮かび上がる滝模様の壁、カーペットは枯山水風のグラデーションと個性的だ。部屋に入ると、玄関は暗い照明で濃いネイビーの杉板壁と天井。左に明るいバスルーム、右にクローゼット。ミニバーの横にはスツールもある。進んで奥の寝室は一気に明るく、ネイビーとグレーの柄絨毯に窓際にはソファスペースが備えられている。日本らしい落ち着いた色調、加えて黄緑色を差し色にデザインしている。丸いベッドサイドや玉石風照明など曲線を使った家具類も、またヤブ・プシェルバーグによるデザインだ。cado空気清浄機も馴染む。
窓下の景色はさすがJR東日本車両センター跡地と言った風情で線路がびっしりと続く。新幹線もモノレールも、遠くには東京湾の船も空には飛行機も見える。ターンダウン後、シモンズ製ベッドに「耳栓」が置いてあるのには笑ったが、寝入ってしまえばさほど気にならなかった。なお携帯電話やデータ通信の電波が弱いのは困った点ではあった(ホテルの無料Wi-Fiはある)。

JWマリオット・ホテル東京 JW Marriott Hotel Tokyo

ミニバーには茶器とネスプレッソ。ソフトドリンク、ミネラルウォーターも沢山。ウイスキーやジンにワイン、JWマリオット東京オリジナル「Hazy IPA」ビールもあった。
バスルームはアイボリーの大理石、壁は琥珀色タイル仕上げで、明るく使いやすい。深く緩やかな曲線のバスタブ、ドライヤーはダイソン、シャンプー類はイギリス「アロマセラピー・アソシエイツ(Aromatherapy Associates)」、竹製の歯ブラシやヘアーブラシなど。洗面用のコップは、ワインボトルを再利用したものだ。柔らかなバスローブとナイトウェア、スリッパ。ピローミストは気に入った。

JWマリオット・ホテル東京 JW Marriott Hotel Tokyo

さて、ホテル内には6つのレストランが設けられ、「食」にも力を入れている。29階にあるモダン地中海料理「Sefino/セフィーノ」は前回紹介したので、今回は朝食に伺った同階にある日本料理「Kakō/華香」を紹介しよう。ちなみに「華香/Kakō」の一角にある日本料理「咲/Saki」は全8席のみ。シンガポールの江戸前鮨「Shoukouwa(小康和)」でミシュラン2つ星を獲得した西田和峰氏とシンガポールのフレンチ「サン・ピエール(St Pierre)」を2つ星に導いたエマニュエル・ストルーバント(Emmanuel Stroobant)氏が監修している。
暗い廊下を通って店内に入って行くと、一気に明るくなって天井の高いモダンな空間が現れる。大きな窓、天井まで届くパーティション棚には大きな壺などの焼物がズラッと飾られている。

JW Marriott Tokyo JWマリオット・ホテル東京 Kako/華香

入ってすぐ右の溶岩石カウンターは、ブロンズ壁に囲われて不思議な空間。ここがペストリーエリアになっており、フルーツや自家製パン(約20種類)、チーズやハム、煮物や焼物、壁面の冷蔵庫にはヨーグルトやデザートなど種類もかなり豊富で充実している。奥に入って窓際のテーブル席に案内される。こちらはハーフビュッフェスタイル。まずは卵料理(オムレツ/スクランブルエッグ/フライドエッグ)を選ぶ。そして「和朝食」「ヘルシーヴィーガンスタート」「お粥」「本日の魚」から選ぶ。加えて追加でオーダーもできるのだ。
「エグゼクティブブラウンジ」の朝食もあるのだが、やはり落ち着いた広いレストラン空間でゆっくり頂ける朝食は良かった。品数が豊富なだけでなく、上質な各素材を生かしつつ、しっかりとした味わいで、パンやご飯も進む。最近のホテル朝食の中ではかなり満足する味わいであった。

JW Marriott Tokyo JWマリオット・ホテル東京 Kako/華香

今回の宿泊では、チェックイン時と館内案内は日本人のベテランスタッフが対応してくれたが、基本的にこちらのホテルは多国籍の外国人スタッフが多いようだ。加えて最新のIT技術でセキュリティや顧客管理を行っている。まだ開業して半年経っておらず、色々ハードやソフト共に不慣れな不具合はあったが改善していくだろう。
「Global Gateway」をコンセプトに掲げる未来都市を意識した壮大に開発中の「高輪ゲートウェイシティ」。3月には商業施設「THE LINKPILLAR 2」と文化発信拠点「MoN Takanawa」も開業した。将来的には南側に5街区・6街区とさらに開発計画があそうだ。国際交流拠点として、2027年リニア中央新幹線に直結する次世代の街へとして、まだまだ進化発展していくのだろう。

JW Marriott Tokyo JWマリオット・ホテル東京 Kako/華香

JW Marriott Tokyo
2-21-2 Takanawa, Minato-ku, Tokyo, Japan
〒1080074 THE LINKPILLAR 1 SOUTH